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近況報告…20191224(ちょっと、メンヘラ注意です…)

ご無沙汰しております…、

10月末以来の更新ですので、ほぼほぼ2ヶ月振りですね。スミマセン…´`;

今回のお仕事、原作さんのツイートによると、明日の20時に本公開になるそうです…。


■

えーと……、これまでの近況としましては…、

12月7日に今回のクラウドファンディングの支援者様向けの先行公開がありまして、

それまでは、うぉぉぉぉぉ!!って感じで作ってて、(…いや、そうでもないかも…。)

そこで一旦ひとまず形にはなって、それから今まではリテイク期間だったのですが、

なんというか…、燃え尽き症候群?というか、

先行公開前までは、あんなに「直したい直したい!!リテイクリテイクー!!!」って騒いでいたのに、

一回公開されてしまうと、なんだか急に熱が冷めてしまったような感じがしてしまいまして…。


そりゃぁ、作品の質を守るのは監督の務めではあるのですが、

自分のこだわりや自己満足のために誰かに辛い思いさせたりだとか、

安い賃金でスタッフさんを酷使して、徹夜で上がってきた酷い素材を突き返すみたいな、

そういうことをしなければならないのが、なんだかもう、辛くなってしまったというか…。

たぶん、自分独りで作っていたら絶対に直していたような内容でも、

誰かと一緒に作っていると、それを言い出すのに躊躇してしまって、

修正したところで大して画面には影響しないような、

たかが線の1本や2本の修正で、数人がかりで何度もリテイクに付き合わせてしまうのが心苦しくて…、

だけど、それは魚の小骨のように、自分の心の中にそれがチクチクと積み重なっていって

そういう作品とは直接関係の無いところでどんどん疲弊していっている感じ…。

いや、結局は前工程の自分がスケジュールを押してしまったのが原因だったりもするのですが、

でも、自分のこだわりを他人に求めて何度も全修正で突き返すよりは、

多少遅くても自分で全部抱えてしまった方が、質的にもお金的にもまだ安上がりにはなったとは思う…。

それに、チームの誰が失敗しても、どうせ恨まれるのは監督なのだから、

信用できない相手に渡してぐちゃぐちゃにされるくらいなら、独りで抱え込んでしまって

それで落としてしまった方が、自分の責任だけだと思えるので

精神的にはまだマシに思えるというか…、なんというか……。


■

…先行公開後のリテイク期間中、

本来ならば、時間の許す限り作品のレベルを高めることに努めなければならなかったのだけど、

なんだかもう、「誰かに辛い思いさせて良いもの作って、それの何が楽しいんだろう…」

っていう思考になってしまって…、もう、

リテイクなんかしなくても、これでいいじゃないかとか思ったりして…。

だけど、何度も見返してしまうと、いくらでも直したいところが出てきてしまって、

でも、それをみつけてしまうと、その度に誰かを苦しめなければならなくなってしまって、

失敗とか、責任とか、辛い気持ちになってしまうから、

正直、もう、何も気が付きたくないから、もう、自分では見たくもなくなってしまっていたりする……。

過去の仕事とかも、だいたいそう…。

そんな気持ちで作品作って、それを他人に見せたって、楽しいわけないじゃないか…。

「その経験を次へ活かそう」?

こんな気持ちを、これから先、何度も繰り返せというのか。

苦しい、辛い…、あるのはただただ、強迫感ばかり……。

たとえどんなに他人が評価しようとも、その先に自分が充実する未来が見えない…。

そんな作業を続けることに、何の意味があるのだろうか…。



■

……先日の先行公開の上映で、原作のボーカルさん泣いてたんだって…。

自分は会場に行っていないから詳しくは知らないのだけど、

なんだか、3人くらいからそう聞かされたので、お世辞とかではないのだとは思うけど…、

なんだか内心、複雑な気持ちだったりしている…。


いわば、自分は、味のわからない料理長なのだ…。

今、自分の舌は麻痺していて、

何を食べても美味いと感じられないような人間が、厨房で指揮をしている…。

自分の出している料理に自信がない…。

そんなものを「仕事だから」という理由でお客さんに振る舞っている…。

だから、たとえそれがどんなに評判が良かったとしても、素直に喜べないというか、

お客さんが帰った後になっても、なんだか自分が悪いことをしてしまったみたいで、

ずっと不安で不安で仕方がない……。


だけど、どんな作者だって完璧に満足のいく作品を世に出せることの方が稀だし、

その作品をどう観ようと、それは受け手の自由ではあるのだけど、

もし、それでお客さんが涙を流したのならば、

それは作品の制作者側に責任があるような気がしている…。


自分が美味いと思えていない商品で人を喜ばせることに、罪悪感を覚える…。

それは、営業のセールスマンが、内心ではまったく良いとも思ってもいない商品を

他人に売りつける行為に似ているのかもしれない…。

そういう人はどこにモチベーションを求めているのだろうか…。

仕事だから? お金目的?

自分がお金で生きていける人間だったなら、アニメなんか作っていないと思う…。


けれど…、なんだかもう、

アニメを作っていても、ちっともアドレナリンが出てこないんだ…。

今はただ、強迫感で辛うじて動いているだけ…。

でも、そういうのって、きっとそのうち全部画面に出てきてしまうから、

いつかどこかで限界が来て、このまま進んでいくと、

きっとどこかで取り返しのつかない大事故になる…。(というか、もう何度か起きかけている…)

…自分はその当事者にはなりたくない……。

だからもう、できるだけ後腐れなく逃げ出したい…。

早く、アニメ以外で救われる道を探し出したい…。



■

10月くらいのこと。

社長さんの連れてくるアニメーターさんはだいたい使い物にならない人ばかりなので、

自分の方で知り合いで手伝ってもらえる人がいないか声をかけまくっていた時期のこと…。

とある、アニメーター(?)さんに今回の原画のご相談をしていたのですが、

「義足のMosesめちゃ好きなんで、ががめさんなら商業作品より

作家性生かした一次創作が見たいです。」 って…。

結局、その交渉の方はご縁が無くて断られてしまったのですが、

なんだか、その言葉が嬉しくて、なんだかずっと心に残っている…。

(そういえば、幸福グラフィティのときにお世話にった制作さんも同じようなこと言ってたっけ…。)


…たしかに、仕事のクオリティや、早さとか量産性だと自分は全然役に立てないから、

逆張りというわけではないけれど、そういう、何かしらの変化球でなければ

人間としての勝ち筋は無い、というのは自覚している…。


自分のスペックで他人と同じことを続けていても、勝ち目がないのはわかっている。

自覚しているのならば行動するべきだ。

それに、個人的にも、誰かとつながって周りと同じことをするよりも、

藪の中を独りで歩いている方が楽なんだ…。

……

…いや、誰だってそうなのかな…。

人と話さないからわからないや……。



■

あと、今回の仕事についての裏話とか、制作途中の素材とか、もし許可が取れましたら、

普段から自分を助けてくださっている支援者さま用の特典として、

色々公開出来ればなって思います。

ただでさえ更新少ない上に、暗い文章ばっかりで本当に申し訳ないのですが、

来年は自分個人の作品を作って行ければと思いますので、

何卒、宜しくお願い致します……m(_ _;m




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